残暑が厳しいですね。
午後になっても相変わらずの日差し そんな快晴の23日 第27回遊行寺薪能が行われ見物してきました。
今回の演目は
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能 六浦(むつら) このお話の舞台は神奈川県の京浜急行鉄道六浦駅の周辺 称名寺はお馴染みですからよけいに興味がわきますね。
狂言 察化(さっか) 嘘が嘘を呼びとりかえしがつかないことになってしまうとても面白い狂言でした。
能 雷電(らいでん) 比叡山延暦寺の座主法性坊僧正が天下泰平祈願をしている折、学問の神様菅原道真公の亡霊があらわれ、生前の恩、没後の供養を感謝します。ところがじょじょに 怨念が増してきて、雷となり怒り狂い、僧正の法力により静まっていくというお話
入り口で
漫画版番組の解説と見どころというパンフレットをいただきますので、今回も難しい内容でしたが、能や狂言の語り口調を聞きながら、知る喜びをたのしんできました。
まず遊行寺修行僧のかたたちの厳かなススキ念仏が境内にひびきわたり、涼しさを運んでくれます。

93歳になる他阿真円お上人様のご挨拶
私たちがはっぱを掛けられてしまうほどすこぶるお元気のご様子

能 雷電 の一場面です(僧正の法力により道真公の怨霊が静まっていく)
出演者は大蔵流 宝生流 喜多流の方々でした。
日頃なじみのないものを 知るのも いいことですよね。
今秋 谷の奥の方で 薪能があるとポスターで見ました。
車がやっと離合できる夜道・・・ちょっと無理見たいです。