ほんの小さな出来事

最近1年があっという間に過ぎるようになりました。そんなあわただしく過ぎてゆく生活の中で起こったほんの小さな出来事を綴った信さんの日記です

藤沢橋の店蔵 

前回藤沢橋付近の浮世絵トランスボックスについて書きましたが、東海道五十三次の7番目の宿場町藤沢遊行寺の界隈には当時の繁栄ぶりを思わせる昔の蔵を見ることが出来ます。
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現在は桔梗屋洋紙(株)として営業をつづけている桔梗屋さんで江戸の末期からお茶・紙類の卸問屋さんだったようです。
店蔵(店舗を蔵作りにし、周辺からの火災、敷地内への飛び火の防止のため)になっています。
家の前におばあちゃんがいらしたので、デジカメに撮らせててもらいたいと言いますと、ご先祖様が喜ぶので、家の中にもお入りくださいと案内してくださいました。
89歳という桔梗屋さんのおばあちゃんがここに嫁いでから、ご先祖さんに聞いたあれやこれやのお話を交えて、蔵の内部の説明をしてくださったのです。
は蔵の中の大黒柱
縦に傷が入っていますね。
大正12年9月12日の関東大震災により、遊行寺橋方面から将棋倒しになった家が、この柱で止まったそうです。柱は鉄のつっかいぼうをして現在も健在 店蔵を支えています。
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あげ戸というそうです。
かつては店と表通りの境には建具はなかったそうで、このあげ戸をあげさげして、戸締りをしたそうです。
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桔梗屋さんの看板や古い製紙会社の看板でしょうか。
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店正面右側の潜戸を入ると左側に母屋の入り口、この奥にはかつては立派な土蔵があったそうで取り壊してしまいもったいないことをしたとおっしゃっていました。
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母屋には階段タンスやぬくもりある古い欄間がありました。
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店の北側にある立派な蔵 戦時中は軍の重要書類などを保管させられたそうです。
火災が発生時には扉を閉め、扉の目地に土をぬる目塗りなどもしたそうです
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工夫凝らした、重厚な密閉性のある観音とびらなど、当時の技術が駆使されています。感服興奮気味の一時を過ごしてきました。
初めてお目にかかるおばあちゃんより貴重なお話や店蔵の内部まで見せていただきなんとラッキーなこと.....
感謝の気持でいっぱいでお別れしてきました。この場にてお礼申し上げます。
信さん、こんばんは
それはほんとに幸運でしたね
なかなかお家の中までお通し下さるなんてないですよね
信さんのお人柄なのでしょうね

それにしてもこれは文化財ですね
素晴らしいものをご紹介ありがとうございました
[ 2012/03/11 22:43 ] Hulaさん [ 編集 ]
信さんこんばんは!
なかなか風情のある建物があるんですね。
NHKのブラタモリという番組が好きで、宿場町だったり
川の流れだったりと興味があります。
藤沢は江戸時代は伊勢や江の島参りの宿場町だったようです
からこのような建物があるのでしょうね。
風光明美なところですから、五十三次のような絵も描かれて…。
[ 2012/03/11 22:59 ] エリー [ 編集 ]
Hulaさん おはようございます~
藤沢橋から市民病院の方角に進むと現在も、昔の蔵が残っていますね。なんとなく、江戸の名残をのこしていて楽しいです。藤沢に残るたった一つの店蔵だそうで、そのお宅の方からお話が聞けるなんて、本当に幸せなひと時でしたよ。
[ 2012/03/12 11:16 ] 信さん [ 編集 ]
エリーさん  こんにちは~
函館はまだ雪に埋もれておりますか~
NHKのブラタモリ私も時々見ています~
昔の街道沿いの目じるし、川の流れなど見ていると、時代がバックしていくようでとても楽しいですね。
このあたりは、鎌倉に隣接し、江ノ島詣での人々で賑わったそうで古くからの問屋さんが多く、その雰囲気を残しています。浮世絵を見ていますと学ぶことがおおいですね。
[ 2012/03/12 11:29 ] 信さん [ 編集 ]
信さん今晩は
立派な蔵造りの店舗ですね。
桔梗屋さん聞いたことあります。
紙を扱うから燃えない蔵が必要だったのでしょうね。
大黒柱の傷は貴重な物です。
若い方にお話しして代々伝えて行ってほしいですね。
[ 2012/03/12 19:35 ] 元ちゃん [ 編集 ]
元子さんへ
藤沢橋からすぐ近く、市民病院へ向かう467号線沿いに桔梗屋さんはあります。
外壁など漆喰がボロボロとなっている場所がありますが、手を加えいつまでも藤沢市民の宝として保存してもらえたらと思いますね。
[ 2012/03/13 10:51 ] 信さん [ 編集 ]
 いまだに使える屋敷や蔵 昔の物はいいですね。
 田舎では 納屋の大きいのが物持ちと言いますが 
 ふとい柱の立派な蔵は 商人の心持ですね。
 海鼠塀の白と黒は いつみても飽きません。静岡に見に行きたいです。
 
 
[ 2012/03/13 20:25 ] 小紋 [ 編集 ]
小紋さんへ
西伊豆松崎町は江戸や大阪への交通の要所だったようで、立派ななまこ壁が数多く保存されていますね。
気候風土を考え防火・防湿建築として普及した先人の知恵に頭が下がる思いです。

伊豆の長八美術館の天上のこて絵はまるで彫刻のようでした。日本の左官技術ってすばらしいですね。
[ 2012/03/16 10:39 ] 信さん [ 編集 ]
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