横浜美術館へ
モスクワの「プーシキン美術館展(フランス絵画300年)」を見に行ってきました。
2年前の3月の東日本大震災、福島原発事故により一度は中止となったものです。
ロシアの美術館が何故フランス絵画ばかりと疑問を持ちましたが.....
ロマノフ王朝の時代ロシアの大富豪の中に産業発展国フランスへのあこがれが強かったという時代背景があるそうです。
ピョートル大帝とエカテリーナ2世によってフランス絵画の収集が始まったようです。
ロシア帝国末期になると実業家であり大コレクターでもあった、
イワン・モロゾフとセルゲイ・シチューキンが絵画の収集に私財と情熱を注ぎ込みました。特に、モネ・ドガ・セザンヌ・ゴッホ・ゴーギャン・ピカソ・アンリルソーまで、世界まれにみるフランス近代絵画のコレクションができ上がったそうです。
ルノアールの≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫ 1877年
本物のサマリーステキでした~
モネ・ドガ・セザンヌ・ゴッホ・ゴーギャン・ピカソ・アンリルソーなどおなじみの画家の豪華版です。
17世紀前半から20世紀前半にかけてのフランス絵画の300年の推移を音声ガイドが良く解るように説明してくれました。
少し冷えすぎるような館内でしたが、見学者の熱い視線が途切れなく続き感動の1日でした。
横浜美術館では 7月6日から9月16日までその次は
神戸市立博物館で 9月28日から12月8日までの開催だそうです。
近いですし行ってみたくなりました。
第3月曜日に特典があるのですが…
何と言っても暑いですから様子を見ながら行こうと思います。